弊社は今年、おかげさまで創業100周年を迎えます。
今まで弊社の事業にご理解とご協力をいただきました皆様方に感謝申し上げます。
本来ならこの記念すべき年に各地の花火大会で弊社の花火をお披露目するところでしたが、今年は残念ながら
新型コロナウイルスの影響でそれも叶わなくなりました。
そんな苦境の状況ではございますが、弊社では感謝の気持ちを込めて、以下の通り創業100周年記念事業を4月30日より行っております。
詳細につきましては、近日公開させていただきます。
【高木煙火 創業100周年記念事業】
大正10年創業、今年100周年を迎える岐阜県の打上花火会社「高木煙火」
この節目の年に、大きな不幸に見舞われました。
高木煙火の会長、今年86歳になる高木利幸が、花火を打ち上げに行く途中、
交通事故に遭い、重傷を負ったのです。
18歳の頃から、打ち上げ花火に人生を捧げ、誰よりも花火が大好き、
誰よりも現場が大好き、そんな会長が入院し、辛い療養生活を送っています。
会長の家族や社員は、経過が心配でなりません。
かといって、コロナ禍にある今はお見舞いすら満足に許されません。
どうすれば会長を元気付けられるのか。
皆で考えた答えが「打ち上げ花火を見せよう」でした。
打ち上げ花火こそが一番の“良薬”だと思ったからです。
そして病院の皆さんと相談をし、了解を得て、病室の窓から見える場所で
打ち上げ花火を上げました。
打ち上げ時間はわずか10分。会長は嬉しそうでした。
そのとき、大切なことに気付きました。花火大会に集まるのは健康な人たち。
何らかの理由で入院生活をしている人たちは、心身に不自由な人達は見に来られない。
だから、そんな人たちにこそ、夜空に咲く大きな“お見舞いの花”を届けたい。
花火は、すべての人を笑顔にする力があると、信じているから。
2021年。創業100年の感謝を込めて、高木煙火は無償(※)で花火を上げます。
※花火打上に直接かかる費用のみが無償となります。
#高木煙火100周年記念事業